「家族狩り」・・・、なんてタイトルなんやろって思いながら、初めて見た新聞広告。
それから、本屋に現れるのを待ちわびて、読み始めたんやけど、やっと読み終えた。
重い・・・、タイトル通り、かな〜り重い話やった。
けど、実際に起こりうることやし、どっかで起こっとる事件の中にも、こんなことはあるのかも。
かなりの登場人物がおる中、どの人にも感情移入できる場面があって、読むのにこんなに疲れたのは、初めてかも。
正直、家族が好かんで、家におりたくないってときがしばらくあったけど、今はそれもそんなに感じずに、おれる。
ここ数年で、自分だけじゃなくて、家族も変わったような気もするし・・・、って何が変わったか知らんけど、ま、別にこの家族でもいいやって感じ(?)。
でも、まだ血のつながりってのは、うっとうしいように感じるんよね。
親戚がいっぱいおるけど、え?血がつながっとるけど、なに?
って思ってしまうことがしばしば。
ま、家族やけん、親戚やけんっていう血のつながりに甘えずに、いい関係を築いていかないかんのやろうね〜。
友達に対しては、色んな気遣いができるのに、それが家族にできんのは、ただの甘えで、その甘えを捨てることが、家族の始まりなのかも。
って、この本のように、かな〜り重ための記事になってしまったけど、本を読み終えた自分の気持ちでした(笑